【9】法要の準備と進め方

1. 日時の決定と連絡

忌明け法要は、亡くなった日を入れて49日目、もしくは35日目に営むならわしだが、直前の休日に行う場合が多くなっている
僧侶や関係者の予定をたずねて日時を早めに決定する
親戚関係を中心に故人の友人や特に関係の深かった方を招く
日時が決定したらなるべく早めに関係者へ連絡する
連絡は電話またはハガキ(案内状)にておこなう

体験談 データ
手鞠仏壇
三ヶ寺と付き合う
法要案内状

 

2.事前の準備

忌明け法要までに、本位牌や法名軸を用意する
忌明けを過ぎた白木の位牌は、菩提寺と相談して処置する
この日に納骨を行う場合は、あらかじめ法要の用意をしておく
お墓がまだない場合は、忌明けが過ぎたら御骨を預かってもらうこともあるので、寺院や霊園と相談しておく
法要に引き続いてお墓参りに行く場合は、花、線香など事前に準備しておく

 


3.お布施と法要の心得

喪主とその家族は、なるべく略礼服を着るようにする
出席者の服装は、あらかじめ打ち合わせをしておくとよい
お布施の金額は、僧侶におたずねしてもよい
僧侶が会食に参加されない場合は「御膳料」、交通費としての「お車代」を別途に包むこともある

データ
法要お布施の相場
法要参列時「お供物料」の相場

 

4. 進行順序

一同入場・着席
開式についての喪主挨拶
ローソク、線香に点火
僧侶に合わせて、拝礼
読経
焼香
(僧侶の指示により、参列者全員が順に行う)
法話
閉式・会食(お斎)の案内   
※宗派や地域の習慣により、内容が多少異なる場合もある

 

5.会食(お斎(おとき))

法要が終了したら、引き続き、参列者の方々を、料理や酒などでもてなすのが通例となっている
会食には引物(香典返し)をつけてお持ち帰り願うのが一般的
お供え物を、皆さんに分け一緒にお持ち帰りいただく場合もある
手提袋や風呂敷を人数分用意し、持ち帰りに便利なようにしておく

体験談
法要の席順
家系図
13年目の供物

 

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