家族が死の告知を受けたら(12)

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12.在宅療法

病状の進行が確実な状態で自宅療養するのですから、往診が可能な開業医を見つけておく必要があります。外来通院ができない状態になったときに開業医の往診がないと、とても困ります。

とくに自宅で死を迎えることを望む場合には、絶対に開業医との連携が必要になります。在宅療養中に係わる開業医を探す上でいくつかの点をあげておきます。

●往診可能な開業医を確保する

どの開業医も往診するわけではありません。
事情によって自宅療養する場合には、往診をしてもらえるか、場合によっては夜間でも往診が可能なのか、確認しておきましょう。
また退院前に病院の主治医から、病状や治療経過を記入した紹介状を書いてもらうようにしましょう。

●主治医との対応

退院時に「何かあった場合、どうしたらいいか」を主治医に相談することが重要です。
「何か変化があったら、外来にいらっしゃい」ということもあるでしょうし、
「近くのお医者さんに診てもらいなさい。紹介状を書きますよ」といってくれる医師もいるでしょう。また病院の看護婦が訪問看護をしてくれる場合もあるでしょう。いずれにしても主治医からなんらかのアドバイスを受けておきましょう。

 

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