葬儀式を中心に適切に滞りなく実施していくためには、多くの方々の協力が必要です。
そのためには、喪家側でお手伝いされる方の役割分担を決めていただくことが大切です。
葬儀を円滑に進めるために以下の係が必要でしょう。
(1) | 芳名録・筆記用具・香典受け・名刺受けなどを配置します。 |
(2) | 会葬者にお渡しする会葬礼状と会葬御礼品の数の確認をします。 |
(3) | 供花・供物が届けられたら、直ちに式場にお供えしていただきます。 |
(4) | 弔電が届いたら、司会者まで届けていただきます。 |
(5) | 会葬者に、氏名だけでなく住所、会社名を記入してもらいます。 |
(6) | 香典は「ご丁寧にありがとうございます」と返礼していただきます。香典袋の表書きを確認し、姓だけであれば名前を記入していただきます。 |
(7) | 会葬者に会葬御礼品をお渡しします。香典が連名の場合には、人数分をお渡しします。 |
(8) | 供花代などをお頂かりした場合は、香典とは別に記録して保管します。 |
(9) | 葬儀終了後、芳名録・名刺・香典袋の整理をし、残った会葬御礼品をまとめます。そのあと、喪主または世話役にお渡しします。 |
(1) | 駐車場への誘導、駐車場内整理、ハイヤー整理誘導を行います。 |
(2) | 会葬者が車で来られたら、駐車場ヘ誘導していただきます。 |
(3) | 車は順番に駐車していただくようお願いします。 |
(4) | 自分の車で火葬場まで同行される方には、車を出しやすいところに駐車していただきます。 |
(5) | 駐車場が一杯になったときは、交通の邪魔にならないところに止めていただきます。場合により「葬儀・駐車のお願い」の用紙を車に貼ります。 |
(6) | 万一苦情があった場合は速やかに対応し、責任者に報告していただきます。 |
(7) | 霊柩車の駐車位置、ハイヤーの駐車位置をあらかじめ確保していただきます。 |
(8) | 葬儀終了後、火葬場へ同行される方がスムーズに乗車できるよう協力していただきます。 |
会葬者・僧侶等の飲食の準備や接待をします。
(1) | 台所から不必要なものを片付け、作業しやすくしていただきます。 |
(2) | お茶、お菓子、やかん、急須、湯呑みなどを用意していただきます。 |
(3) | 僧侶、弔問客の座布団を確認していただきます。 |
(4) | 手荷物の保管と整理をしていただきます。 |
(5) | ご家族・ご親戚の方の着付けの手伝いをしていただきます。 |
(6) | 弔問客が来られたら、茶菓子で接待していただきます。会場が混んできたり、読経が始まる前には下げます。 |
(7) | 僧侶が着かれたら、別室があれば茶菓子でもてなしていただき、読経終了後も、茶菓子・おしぼりを準備していただきます。 |
(8) | 別室で通夜のもてなしの準備をしていただきます。 |
(9) | 半数の人が帰られたら、タイミングを見て後片付けをしていただきます。 |
(1) | 炊事を担当される方はエプロンを準備していただきます。 |
(2) | 接待を担当される方は、礼服を準備していただきます。 |
(3) | 弔問客の下足を整理していただきます。 |
(4) | 僧侶や来賓の茶菓子の接待をしていただきます。(開式30分前に湯呑みを下げる) |
(5) | 出棺後、関係者の方に弁当をお配りいただきます。 |
(6) | 会場の入り口に清めの塩、手洗いの水、タオルの用意をしていただきます。 |
(7) | 後飾壇に供える果物などを準備していただきます。 |
(8) | 精進料理の用意をしていただきます。 |
(1) | 撮影箇所の確認をしていただきます。 (例=式場内部・式場外部) |
(2) | 写真撮影は記録用の写真とスナップ用の写真に大別されます。 |
(3) | 混雑する前に、祭壇など記録用の写真を撮影していただきます。 |
(4) | 供花・供物も記録として撮っておきます。 |
(1) | ご遺族出発に先立ち、喪主・世話役もしくはご遺族の方との打ち合わせをします。 ■自宅訪問者への応対と式場へのご案内 ■自宅での弔電及び香典の受取り ■中陰壇の設置 ■緊急時の連絡方法 |
(2) | 霊柩車が出発しましたら、部屋を清掃していただきます。 |
(3) | いつでも焼香できるように準備をしていただきます。 |
(4) | 式場へ行く前に挨拶に来られる方や、式場が分からず自宅に来られる方、あるいは会葬者から香典をお預かりした場合は、必ず保管していただきます。 |
(5) | 自宅に弔電が届けられたら、預かっていただきます。 |