【３】通夜

１　社葬通夜の準備

• 運営本部を設置する
  
• 会場、控室、待合室、駐車場等を設定する
  
• 必要に応じ、全体の指揮を行う
  
• 記録係は、撮影・録音の機器のテストを行う
  
• 担当係にて、通夜ぶるまいの酒食を用意する

２　御遺骨到着

• 開始の１時間ほど前に、自宅から喪主が御遺骨を持参する
  
• 到着10分前には、全員整列で御遺骨の到着を迎える
  
• 葬儀委員長の先導により式場に入る
  （通夜は、御遺骨の受渡しを行わない場合が多い）
  
• 故人の顕彰品（勲章など）は、担当係が奉持する
  
• 記録係は、開始から終了までを撮影・録音する

３　御遺骨安置

• 御遺骨、位牌、顕彰品等を祭壇に安置する
  
• 燭台に点灯し、一同掌礼拝する

４　小休憩

• 開始時刻まで、控室等にて待機する
  
• 来賓や僧侶の到着を迎える
  
• 来賓や僧侶は、担当係が別室に案内し接待する

５　着席

• 開始時刻の10分ほど前に、所定の席に着席する
  （通夜は、受付を設けない場合が多い）

６　僧侶入場

• 全員起立で、僧侶の入場を迎える

７　開式

• 僧侶の着席後、全員が着席し、開式となる
  
• 必要に応じ、実行委員長より開式の辞を行う

８　読経

• 拝聴する

９　焼香

• 僧侶の指示にもとづき焼香を行う
  
• 葬儀委員長、喪主、遺族、親族の順に焼香を行う
  
• 親族の焼香後は、葬儀委員長、喪主、遺族が立札で各界からの弔問者の焼香を受ける
  
• 喪家側と会社側以外は、焼香後に待機場所へ移動する

10　（関係者休憩）

• 弔問者の来訪が長時間にわたる場合は、別室で休憩する
  
• 葬儀委員長、喪主、親族は、控室へ移動する

11　実行委員焼香

• 弔問者が終了したら、葬儀委員長、喪主、親族は再入場
  
• 各担当係が焼香を行う

12　僧侶退場

• 法話のある場合は、拝聴する
  
• 僧侶の退場を全員起立で見送る

13　通夜式終了

• 喪主または葬儀委員長より、簡単な謝辞を述べる
  
• 担当係より、解散を宣する

14　通夜ぶるまい

• 引続き、通夜ぶるまいに移行する挨拶を行う
  
• 葬儀委員長は、喪主と共に、弔問者の応対をする

15　お開きの挨拶

• 実行委員長より、通夜の終了を述べる
  
• 葬儀委員長より、簡単な挨拶を行う
  
• 担当係より、翌日の葬儀の概要を案内する

16　御遺骨環行

• 御遺骨環行の車両を用意する
  
• 見送り位置に、社員と弔問者が全員整列する
  
• 葬儀委員長が御遺骨を奉持し、喪主を先導して進む
  
• 乗車位置にて、御遺骨を喪主に手渡す
  
• 喪家側一同の手により御遺骨、位牌、顕彰品等を自宅へ環行する

17　散会

• 必要に応じ、弔問者の帰宅をお見送りする（お見送りしなくとも失礼にあたらない）
  
• 必要に応じ、来賓帰宅のハイヤー等の手配を行う

18　通夜の後始末

• 会場整理を行い、葬儀にそなえる
  
• 御遺骨または遺体が祭壇に安置されている場合は、翌日の葬儀まで燭台と線香を絶やさないように係を置く
  
• 必要に応じ、各係員に夜食を提供する