開眼供養の式次第

仏像、曼荼羅、石塔、仏壇、位牌などを新造したり修復した際に、僧侶に依頼して供養し魂を入れる儀式を開眼供養といいます。開眼供養したあとには霊験ある聖なる物となります。
なお浄土真宗ではお墓の開眼供養を建碑法要とよんでいます。

墓石の開眼供養(一般の例)

(1)自宅出発
(2)霊園(寺院)到着
(3)石碑荘厳/花や供物を供えます。
(4)読経
(5)仏石の除覆
(6)納骨
(7)焼香
(8)霊園(寺院)出発
(9)自宅到着
(10)会食

開眼(かいげん)式次第(浄土宗の例)

あらかじめ香華、灯明、供物を供え、開眼する仏像・位牌を壇上に安置します。
(1)導師洒水(しゃすい)
(2)焼香讃
(3)三宝礼
(4)奉請
(5)仏身観
(6)三念仏
(7)回向
(8)導師十念
(9)念仏一会

開眼式次第(日蓮宗の例)

(1)奉請(ぶじょう)
(2)三宝礼
(3)勧請(かんじょう)
(4)開経偈(かいきょうげ)
(5)読経(方便・寿量・神力品等)
(6)唱題
(7)開眼(かいげん)
(8)祖訓
(9)唱題
(10)回向(えこう)
(11)四誓(しせい)
(12)三帰(さんき)
(13)奉送

 

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