1995.09 |
葬儀に望むこと。かってセキセー株式会社が『こんな葬儀がしたい』というテーマで一般に原稿を募集した。その時のデータが現在、新しくデータ・ベースとして完成した。それによって、人々はどんな葬儀の要望をもっているのかを瞬時に検索できる他、音楽、生花、棺、香典返しなどの項目にわたっても検索することも可能になっている。今回、そのデータのなかから、人々は葬儀にどんな要望をもっているのかをまとめてみることにした。
今回抽出した大きな項目をにまとめてみた。
(1)自分でプランしておく
(2)現状の葬儀批判
(3)明るい葬儀
(4)音楽で送る
(5)水葬
(6)お別れの会
(7)自由な時間
(8)自分本意の葬儀
(9)展示すること
(10)思い出に残る
(11)遺族に負担のかからない葬儀
(12)客を喜ばせる
(13)故人を偲ぶ
(14)死者を送る
(15)イベント風に
(16)宗教的
(17)生前の好誼に感謝
自分が望む葬儀をするための第一条件は、あらかじめ自分で葬儀を設計したり、信頼できる人に依頼し、自分が納得することです。
●「いまお葬式もすべてセットになって、値段によっていろいろでしょうし、あまり個人の自由もきかないと思いますが、やっぱりおしきせのお葬式じゃ、死んだ私も悲しくなるような気がします。生きているうちに選べる、自分だけのお葬式というのがあってもいいのではないでしょうか?」 女性(23)
●「故人の意思(遺書)により、喪主の依託を受けた『イベント・プロデュース会社』が、システム化した(会員制の惜別会)を広める。」 男性(58)
●「自分の考えたプランで、自分が演出し、最後の幕を自分で引く。そんな葬儀を望む人が、これから先、どんどん増えていくのはまちがいないと思います。それが可能なことも確かなようです。」 女性(33)
●「「ホームドクターがいるように、葬儀一般の相談を受けるホーム葬儀屋(ちょっと言葉は不適当ですが)なるものがあればいいなと思います。自分自身を含めた家族が、気軽に相談したり、足を運んだりできるところです。」 女性
●「自分自身の葬式に関する限り、自分の希望を最大限に聞き入れてもらいたいと思うし、また、生前に十分に独創的で自分らしさのあるプランを練りあげて準備しておきたいと考えているのである。」 女性(53)
●「生前からできる限りの葬式のプランを決めておくということが、当たり前になってくれれば、その人らしい個性的なお葬式ができるのに、と思います。」 女性(22)
●「もしもお葬式の主役になるようなことになったら、今までの古い慣習にとらわれずに、思いっきり個性的でみんなの心に残るようなお葬式にしたいと思う。自分一生の最高の一ページだもの、私だけの感性できれいに飾りつけをして、この世を去りたい。」 女性(23)
葬儀に対する批判は昔からありましたが、よりよい葬儀をするために、批判は真摯に受けとめたいものです。
●「現在行なわれている葬式は殆ど仏教。信仰とは全く関係ない寺院によって行なわれている、全然解からない経文が長々と流れる、そして引導、白々しい戒名によって浮世と別れ冥界の人となる。これでは死んでも死にきれない。」 男性(67)
●「死を悼み、遺徳を偲び、故人の徳を賛える意味が葬儀のマニュアル化によって感動がすくなくなりつつあるように感じられる昨今、もう一度原点に戻って、手づくりの感動が味わえるような葬儀がほしい。」 男性(64)
●「これからの冠婚葬祭は、今までの型にはまった形式からアイディア形式へと移行します。結婚の形がそうであるように、葬儀についても閉鎖的にならず、時代とともに変化させてもおかしくないのではないでしょうか。」 女性(24)
●「葬式は『死者』と『近親者』の相方にとって十分に満足できる、不満の残らない方法で行われるのがよいだろう。形式や慣習に捕われて、死者が生前信仰していたわけでもない宗教・宗派の方式にのっとって行われる葬式は、そろそろ見直されてもいいのではないだろうか。」 男性(58)
●「お葬式そのものは、その土地に残る慣習やしきたりを知ることにもつながり、それなりに感じ入ることは多い。しかし、好きにしていいと言われれば、読経も焼香もいらない…というのが本音である。」 女性(32)
暗い悲しい葬儀から明るく参加してよかった葬儀に、それがみんなが葬儀に望んでいることの一つです。
●「葬儀も新しい時代に対応して、悲しみのみの演出ではなく、故人と生前に過ごした″喜び〃を演出すべきではないでしょうか。」 男性(35)
●「お葬式は、何も悲しく、しめっぽいものである必要はないではないか。特に、十分に生き、人生をまっとうした人のお葬式なら、明るく送ってあげたい。」 女性(34)
●「悲しみの中でのお葬式を見てきた私は、自分自身の時には、出来る限り明るく、気楽に見送って欲しいと思いました。」 女性(44)
●「葬式はいたずらに嘆き悲しむだけの場であってはいけない。厳粛な中にも未来へ旅立つ死者が明るい希望を持ち、これを送る者たちもまた悲しみのうちにも心から祝福して見送れる葬式でありたい。」 男性(68)
お経に代わって、自分の好きな曲で送って欲しい。これが多くの人の希望でした。
●「私はお経ではなく、歌で送られたいと思っている。歌手でなくても、好きな歌の一曲や二曲はあるだろう。お悔やみの言葉ではなく新しい世界への旅立ちという気持ちを込めてその歌で送られたい。」 女性(37)
●「私が望むのは、気持ちのこもったお葬式です。だから死んでしまった私が喜びそうな式をしてもらいたい。普通だったらお坊さんをよんでお経を唱えてもらうのでしょうけど、かわりに私の好きな歌を流してほしい。」 女性(25)
●「どこの国の地方かは忘れましたが、お葬式は、その人にとっては新しい国への旅立ちなので、せいいっぱい楽しい音楽を演奏しながら町中をねり歩くのだそうです。私だったら、そんなお葬式をやって欲しい。」 男性(25)
●「お葬式の入場から出棺までのBGMを決めてそのお葬式の雰囲気をきめる。
◎入場は…………青い影
◎お焼香は………スタンド・バイミー
◎喪主挨拶は……シーハズゴーン
歌手…スティールハート
◎出棺は…………男が女を愛する時 」 女性(27)
●「長い間、しきたりやマナーに縛られてきた葬式も、これからの世代が取り仕切るようになれば、自然な自分たちのスタイルの葬式に変わっていくでしょう。そのとき、音楽葬は若い人たちのスタイルに一番近い葬式になるように思えます。」 男性(28)
●「自分のお葬式を考えた時、是非ほしいと思うのは音楽です。有名人や歌手や音楽家のお葬式をみてうらやましいのは、音楽葬ともよべるほど、ふんだんに音楽がつかわれていることです。」 女性(42)
自分の最終のすみか。それが海であるという意見も少なくなかった。
●「筆者のように長い間海の仕事をしていた者は死んだら漁船の上で葬式をしてもらい、大漁旗に飾られた船上で華やかに送られて遺骨を海に葬って欲しいと思っている。」 男性(66)
●「海が好きだった人なら海辺で、また、山が好きだった人なら、壮大な山々を見下ろしながらお葬式をする。」 女性(27)
●「もし死んだときに、墓に納骨されるより、海に帰れたらどんなにロマンがあるでしょう。葬式の場を海に移してみてはどうでしょう。」 女性(31)
●「お葬式を、ちょっと洒落た船の上で行なってみてはどうでしょうか?東京湾なら、ナイトクルーズの様に、川でなら屋形船を浮かべて、また湖でも良いと思います。」 男性(33)
葬儀でなく、お別れの会。それは最後の友情のあかしなのか。
●「当日は『お別れ会』という名目で、献花をして頂く。バックに私の好きなショパンのピアノ曲を流す。」 男性(62)
●「葬儀は、楽しくやりたい。宗教色は無くす。普通のレストランの立食式パーティーとし、家族が、次々と楽器を演奏したり歌ったりする。その合い間に、友人らのスピーチ。」 女性(35)
●「これからのお葬式は、多様な会葬者が訪れるので、仏式やキリスト教式に限らないで、『○○さんを偲ぶ会』風に、無宗教で簡素にしてほしいと思います。」 女性(41)
●「私は自分が死亡したときは、まず生前に自分とごく親しかった人達だけに集まってもらい、宗派に関係のない「お別れ会」のような形であの世に送り出してほしいと思う。」 女性(47)
●「私の人生の終わりの式典を「さよならの会」にして欲しいと思っています。生きている間は特に宗教を持たずにきて、死んでから○○教というのは何だか納得できないのです。」 女性
あわただしい葬儀、とりあえず駆け付ける葬儀、それを何とかしたいという声。
●「炎天下、烈風下、長時間待たせるのは申し訳ないし、本人の本旨でもなかろう。『流れ開始』『流れ解散』による、待たせない葬儀にしたい。」 男性(63)
●「今どきの、人が亡くなったときの慌ただしさ、なんとかならないのでしょうか。一番嫌いなのはお通夜です。…通夜は遺族と、近親者だけで済せ、数日おいて、気持ちも落ち着いたところで葬儀を行なった方が、参列する方もいい意味で気をつかわなくてすみ、よいと思います。」 女性(25)
自分の葬儀は、やはり自分好みの形で行ないたいのが人情でしょう。
●「結婚式も10人の方がみえれば、10通りの形や思い入れがあっても良いと思う。お葬式にも、故人の個性があって当然と考える一人である。」 女性(34)
●「お葬式というのは人生最後のイベントであり、最後のわがままを聞いてもらってもいいのではないかと思う。」 女性(22)
●「もっと個性的なお葬式はできないものでしょうか。私の考えるお葬式というのは、どんな死に方であってもどんな宗教を信じていたとしても、この世での自分の人生との、そして周りの人達との別れの儀式であるという事を単純に抽出したお葬式です。」 女性(41)
●「故人の一番好きな場所でお葬式が出来る日が来る。一番好きだったものに囲まれて、人生の最後が送れることこそ一番の幸せで、それがお葬式の本来の意味ではないだろうか?」 女性(28)
●「何の変哲もない人生を送ってきたので、せめて死ぬときだけは故人(本人)の意思が発露された葬式を、というのは案外に現代人に潜んでいる夢かもしれない。」 男性(48)
●「菊なんていりません。私の好きな赤いバラをたくさん飾ってほしい。お経もいりません。大音量の心地良い騒音で十分です。お線香もいりません。タバコの煙が私にとってのお線香です。喪服なんて着て来ないで。みんな一番ハデな服を着て来てほしい。」 女性(20)
●「私は自分の葬式は、私のまわりの人に、私らしさを感じてもらえる最後の会にしたいと願っている。最後のお別れには、よく入れられるお花のかわりに、そのケーキを、私のまわりに入れて欲しい。」 女性(29)
●「お葬式の場所は、天国のように太陽の光が差し込む明るい場所がいい。そして自分の好きな花に囲まれて送られたい。百合、バラ、フリージア、数えれば切りがないが、香りのよい明るい色彩の花がいい。」 女性(31)
自分のこと、あるいは故人のことを知ってもらいたい。こんな願いをかなえるのが遺品や写真の展示です。
●「私は自分の葬式では、目で見る自分史を披露するつもりでいる。」 男性(44)
●「お葬式にも、展覧会風なものがあってよいと思います。残された者達が、ただ徒に嘆くことはないように、故人の一生を偲び、思い出にひたり、冥福を静かに祈ることの出来る、そんなお葬式であってもよいと思うのです。」 女性(35)
●「人は生き、生活の中でも活き、その足跡を刻み、幕を引くのではないでしょうか?そう考えるならば、葬儀とは人生最大の個展会場になると思います。」 男性(32)
●「お葬式の時、一ケ所スペースを作り、沢山のアルバムを置くのはどうでしょう。その人の愛用していた物や、好きだった曲や、一番良い時を思い出すスペースがあると良いと思います。参列者の中で、私の様に手紙を書く人もいると思います。」 女性(21)
印象に残る葬儀、それはいつまでも人生の支えになるものでしょう。
●「葬式とは悲しいからこそ、遺族・友人・知人にとっても、故人にとっても思い出に残るすばらしい日にすべきだと思います。」 女性(22)
●「私の理想のお葬式は、地味でいい、いつまでも、自分のことを覚えていてもらえるようなものにしたいと思います。」 女性(24)
●「お葬式の時かかっていた音楽をフト耳にして、その人を思い出す、お葬式の日にかざってあった死者の大好きだった花を街でみてその人や、その人の思い出を思い出す。そんな心のこもった温かい、のちに思い返すことの出来るお葬式にして欲しいと私は思います。」 女性(25)
残された者への配慮、それは費用の面だけではありません。
●「私の目指す葬式は「簡素に」の一言につきる。あれ程までに、布施だの何だのにお金をかけることは無用である。」 女性(28)
●「若かりし頃の私のあこがれの葬儀は、棺桶の上にたった一本の真紅の薔薇をのせ、わずか数人に見送られたという、アインシュタインの葬儀だった。」 女性(32)
●「葬式は心ある人のみの参列を得て、読経、焼香の従来からの型式をとりたい。昔の野辺送り、とはいかない都市生活であるが、少なくとも質素で、故人の印象がしのばれること。決してショー化してはならない。」 男性(64)
●「私のお葬式は、私のためというより、残された家族が、涙をふいて、また明日から、がんばって行こうと、なぐさめられ、勇気づけられ、希望を失わないで生きていけるような出発式であってほしい。」 女性(36)
会葬者への接待、これは遺族にとって大変な問題の一つです。
●「お葬式というものは親戚や友人達の同窓会的意味合いも濃いものです。一日を楽しみ、一人ひとりが家路についてしんみり思い出して下されば成功です。」 女性(29)
●「葬式をパーティーとしてにぎやかに開いてもらいたい。弔問客には酒を振る舞い、ドンチャン騒ぎをしても、カラオケをしても良い。死者を肴に話し込んでも良い。ただただ、残された家族のことを覚えて帰ってもらいたい。」 男性(32)
故人をみんなで偲ぶ、これが葬儀の役割の一つと言えるでしょう。
●「欲をいうならば、自分の一生をふりかえって、自分の輝ける時間、栄華についても、誰かに語ってもらえたらいいなあと思う。」 男性(22)
●「お葬式とは、その亡くなった人との最期の別れである。短い時間の中ででも、その人の一生を視覚と聴覚で感じるのも意義あることだと思う。」 男性(57)
●「一般の人の場合も、故人を偲び、おわかれをする追悼会を葬儀とは別の日に持ちたい。葬儀の日は何かと慌しい。このように計画された追悼会であれば、真に故人との別れを惜しみ、生前のことを偲ぶことができる。」 男性(39)
●「お葬式は、故人に別れを告げるとともに、故人を偲ぶ事が大切です。故人を後々にも偲ぶ術として、参列者から言葉を頂くのは如何がでしょう。ハスの葉をあしらった短冊に、参列者から思い思いの言葉を頂くのです。」 男性(31)
●「お葬式の目的は皆で故人をしのぶこと。故人が安らかになれるよう、故人の人生をもう一度ふりかえってあげたいものです。」 女性(28)
●「あのお葬式はよかったというより、あのお葬式で今までわからなかった故人の姿がもっとよく分かったといわれるようなお葬式が望ましいように思います。」 女性(28)
●「現在、弔辞は、誰か一人が代表しているが、制約されない時間で亡き人に言いたいことを誰もが言えるようにしてはどうか。勿論親交のあった人でいい思い出や惜別の思いを持っている人は多いと思う。」 女性(41)
死者を送る、それは死者との最後のお別れです。
●「通夜と告別式の雰囲気を全く違うものにする。通夜は私が死んだことに対する別れの儀式として行ない、告別式は私の次ぎなる人生への旅立ちを祝う儀式とするのだ。」 男性(34)
●「最近は、結婚式同様、お葬式も派手になり、葬儀社によっては、『人生最後の大イベント』と称して、PRに懸命な所もありますが、やはり亡くなられた方の気持ちや遺族の悲しみなどを考慮して、商業ペースに乗せたり乗せられたりせず、『何時か自分もこの日を迎える』ということを念頭において、式を進行していただきたいと思います。」 女性(34)
●「昔は悲しむことが大半を占めたお葬式だが、長寿の時代のお葬式は、死者の第二の人生を願う。あるいは長い間ごくろうまでしたと労うセレモニーのように感じている。」 女性(37)
●「私は何よりも大切なのは、あの世へ旅立つ人を、心静かに祝福する気持ちがあればよいのではないかと思うのです。」 女性(46)
●「従来の慣習にとらわれず、故人がその場にいたら、どんなに喜ぶかと言った葬儀こそ、最高のあの世への旅立ちにふさわしいと考えるがどうであろうか。」 女性(29)
●「みんなで力強く手を叩き、楽しそうにお祝いの様に大合唱するのです。皆悲しいのは一緒です。でもいつまでも悔やむのではなく最後に明るく送り出すというスタイル。これこそ理想のお葬式ではないでしょうか。」 女性(21)
●「出棺に先立ち棺の中に、参列者の方々にお願いして、特に短冊をいれてもらうのです。生前交際のあった私という人間に対する最後のメッセージを記載したものであり、いわば遺言の裏返しです。」 男性(43)
●「形式にこだわらず、あくまでも故人をしのぶ人生最期にふさわしいイベントにしたいのである。」 男性(36)
●「お葬式を「祭・祭典」ととらえます。柩は虹を思わせるカラフルな花々で飾り、御輿に乗せて親族でかつぎ、祭ばやしにのせて町内をねり歩きます。」 女性(27)
●「葬儀も全く形式的なものとなっている感を否めない。人生のしめくくりとしての死の儀式である葬儀に内容を与え、かつそれを意味あらしめるためにも、深い内容を盛ったわかりやすい口語のお経があればと思う次第である。」 男性(58)
●「着座の前にお経の書いてある冊子、まあ平たく言えば歌詞カードのような物を渡す。列席者には、僧侶の読経に合わせ、故人の冥福を祈りながら皆にお経をあげてもらう。列席者も勉強になり、故人も幸せに死後の世界に旅立てるものと思われる。」 女性(30)
●「セレモニーの趣旨は大きく分けて二つある。まず来てくれる人に生前からの感謝の意を表すること、そして自分との思い出をその人達のなかに刻んでもらうことだ。つまりお世話になった人達への言い尽せぬメッセージを伝える最後の場、それが葬式のもう一つの大切な役割になる」 女性(25)
●「私は遺された人達へのメッセージを残しておきたいと思います。現在では、ビデオというメディアも一般に普及し、故人の残したメッセージを、お葬式の会場の中で、モニターを通じて伝えることも不可能ではないと思うのです。」 男性
●「葬式では是非やってみたいことがある。それは、今まで自分を支えてくれたすべての方々に、感謝のメッセージを伝えること。自分の生の声で語りかけること。自分が悪いとわかっていながら、あやまるきっかっけを失ったまま過ぎてしまった人々に、心をこめて「ごめんなさい」を言いたい。」 女性(29)