「女の碑の会」


この会は、一人で人生を送ってこられた、同じような境遇の独身女性の方々が、
自らの行く末についてお互いに支えあい、死後も同じお墓に眠ろうというものです。

趣意書

 1930年代に端を発した第二次世界大戦には、2百万にのぼる若者が戦場で生命を失いました。その陰にあって、それらの若者たちと結ばれるはずであった多くの女性が、独身のまま自立の道を生きることになりました。その数は50万余ともいわれます。女性のひとりだちには困難の多い当時の社会にあって、これらの女性たちは懸命に生きてきました。
 今、ここに、ひとり生きた女の〃あかし〃を記し、戦争を二度と繰り返してはならない戒めとして後世に伝えたいと切に希います。さらに、この碑が今後ひとり生きる女性たちへの語りかけの場ともなることを期待します。
 この碑は、独身女性の連帯の組織である独身婦人連盟の会員が中心となって、常寂光寺の支援のもとに建立しました。

             碑文揮毫  参議院議員  市川房枝

   1979年12月              女の碑の会

( 設立 1979年 12月 [ 97年1月現在会員780名 ] )

当会の趣旨にご賛同いただけた独身の女性が会員となられています。

(残念ながら現在は定員を越えており会員募集は致しておりません。 悪しからずご了承下さい。)
           → 会則をご覧下さい 「女の碑の会」会則 へ

当会のことをお知りになりたい方、ご質問のある方は下記まで郵便でご連絡下さい。

 「女の碑の会」委員会 〒531 大阪市北区中津2-8 C505 

     代表  谷 嘉代子

     ( 郵便振込 大阪00920-6-4082 )

 「女の碑」建立地 常寂光寺   京都市右京区嵯峨小倉山町3 TEL 075-861-0435


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