斎場設計

     湯沢 栄    ( GAIA工房 )
              〒135 東京都江東区古石場2-14-3-105 
                        TEL 03-3820-1673
                        FAX 03-8320-1740

            プロフィール 
              1986年 東京芸術大学建築科大学院修了
              一級建築士、現在GAIA工房主人

            主な活動 
              ・千束の家 ・倉賀野の家 ・風の丘計画
              ・文十斎場計画 ・小町の舎計画 ・碁盤計画
              ・ファイル計画 ・強化硝子机計画
              ・月歴・地球歴計画 ・「時間」に関する計画

 
  《斎場の意義》 (斎場計画より) 斎場設計事例をご覧下さい

■儀礼の場

儀礼の場において「距離」が大切なのではないかと考えている
礼の本来の意味は、神聖なものから一定の距離を保つこと「離」からきているという
家の中で冠婚葬祭が行われるとき、襖を外したり幕を張って儀礼の場としてきたのも非日常的な「距離」を獲得していたといえるのではないか

現在の状況をみると、家の中で行われていた冠婚葬祭は外で行われるようになってきている
交際範囲の拡大、地域のつながりの希薄化、さらに今の住宅事情を考えると家の中で行うことは困難になりつつある
将来的に、別の「距離」を得るためにも冠婚葬祭の場はますます外に求められるのではないか

■目指す斎場

斎場の持つ性格、イメージからも外の環境に対して控えめなもの
さまざまな宗教、宗派に対応すべく宗教色を出さない
「外の家」としての位置づけ
実際の距離ではなく、心理的距離を配慮
外部と切り離された内部空間を確保
地域の顔となるもの
様々な使用に対応可能なもの

 

斎場設計事例をご覧下さい

 


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