母は、自分の保険金の受取人を夫や子供にせず、眼に入れても痛くない孫にしていてくれました。
孫を可愛がっていましたので、なるほど、そういう契約もあるんだと思い、少し母の事を感心していました。それも外交員の方の親切なアドバイスのようでした。
そのアドバイスが、大変な出資になることは、母が亡くなってから分かりました。実は、母の契約した生命保険の保険金は、孫に支払われましたが、贈与税がかかるという指摘を税務署から受けました。
普通に契約していれば何の税金も無かったのに、工夫をしたばっかりに、ビックリするような贈与税を支払うことになりました。母が生きていたら、そんなはずは…。と言ったような気がします。
それにしても、税金の事を説明せずにアドバイスした外交員は一体、何を考えていたのでしょうか。その外交員は既に退職していて、話しを聞く事も出来ません。
何だか、釈然としない結末が、私の(母の)失敗談です。