追善法要の式次第

追善法要の式次第

故人の冥福を祈って、年忌などに法事を営むことを追善法要といいます。
追善法要では身内など少ない人数で内輪で営む場合が多いのようです。
しかし会社が主催する大掛かりな法要や、会館などを借りて行う法要までいろいろと多様化しています。

法要の進行次第

法要には七七日忌（五七日忌）の忌明け法要に、埋骨式を兼ねて行う場合があります。ここではその進行次第を以下に記しておきます。

（１）遺骨自宅出門
（２）近親者・遺族寺院に参集
（３）開式
（４）読経（焼香）
（５）閉式
（６）墓地にて埋骨式
（７）寺院出発
（８）会館到着
（９）食事
（10）親族代表謝辞
（11）閉会

追善回向法式次第（浄土宗の例）

（１）香偈
（２）三宝礼
（３）歎仏偈
（４）略懺悔（十念）
（５）開経偈
（６）誦経
（７）三尊礼
（８）発願文
（９）摂益偈
（10）念仏一会
（11）回向
（12）総回向偈
（13）総願偈
（14）三身礼
（15）法語輪読
（16）三心具足
（17）念仏本願
（18）孝養父母
（19）奉事師長

追善法要式次第（日蓮宗の例）

（１）第一鐘／法要参列者に準備を促します。
（２）第二鐘／遺族は堂に上がります。
（３）第三鐘／参列者入場します。
（４）太鼓／導師入場します。
（５）奏楽
（６）道場偈
（７）三宝礼
（８）勧請（かんじょう）／諸仏諸尊に法要を営むことを報告します。
（９）散華（さんげ）／堂内に花を散らします。
（10）開経偈
（11）読経
（12）呪讃（しゅさん）
（13）鐃（にょう）はち
（14）対揚（たいよう）／仏前で偈を唱えること。
（15）奏楽
（16）諷誦文
（17）奏楽
（18）焼香
（19）祖訓
（20）唱題
（21）宝塔偈
（22）回向（えこう）
（23）四誓
（24）三帰
（25）奉送（ぶそう）
　　　諸仏諸尊にお帰り願います。
（26）奏楽
（27）導師退場

[もどる] [ページの先頭]