日本の叙勲制度では、文化や公益に貢献した満70歳に達した人に叙勲を授けます。
しかし70歳になっていなかったり叙勲を受けずに死亡したなどの場合に、死後叙勲が伝達されることがあります。
勲章を遺贈される場合、故人の自宅において伝達の儀式を行います。その際の要領及びご遺族側で準備していただくものは以下のとおりです。
霊前の部屋以外の部屋を用意します。
(例…応接間)卓子を2つ用意し、卓子の上には白布をかけます。(卓子の広さは盆62cm×45cmが置ける程度)
車から伝達の部屋までご案内し、伝達終了後、再び部屋から車までのご案内を務めます。
2名程度…例えば喪主の外1名
伝達者は喪のモーニング、黒ネクタイ、随行者は略礼服、黒ネクタイで行うので、遺族、先導者もこれに合わせるようにします。