このたびの○○ちゃんの御夭折を知り、申し上げる言葉もございません。
あの明るい笑顔を二度と見られないとは、いまだに信じられない思いでおります。
昨年の家族旅行の際には、私にも甘えて本当に可愛らしいと思いました。
お子様を失ったお悲しみお嘆きは、いかばかりでございましょう。
ただ今は、何を申し上げてお慰めしたらよいか言葉もありません。特に奥様のお悲しみについては察するに余りあるでしょう。
どうぞお役に立つことがありましたら、何なりとお申しつけ下さい。
喜んでお力にならせて頂きたいと存じます。
○○さん、残された△△君や奥様のためにも、一日も早くお立ち直り下さいますよう、
悲しみにお身体をお痛めになりませんよう、心からお祈り申し上げます。
御令息○○様には、突然お亡くなりになられたとのお知らせをいただき、主人ともども茫然として、しばらくは言葉もでない状態でございました。
あれほどまでにおいつくしみお育てあそばされて、来春には小学校へ入学と、御一家そろって楽しみにしておられた矢先のこと、さだめし言葉に尽くせない悲しみにおありのことと、悲しくも深く拝察申しあげます。
いまはただ○○様の面影を涙のうちに思い浮かべるのみでこざいます。
この逆縁の御不幸に、あなた様には何を生きがいにして生きていったらよいのかと、思い悩まれているのでしょうか。
あまりの悲しみの上、お体でも損なわれましてはと気遣う次第でございます。
まだ将来のあるあなた様のことですから、どうかこの悲しみがつぐなわれる日もありましょう。今はひたすら○○様の御冥福をお祈りくださいますようお願い申し上げます。
なお同封のもの、些少ではございますが、どうぞ御霊前にお供え下さいませ。略儀ながら書中をもってお悔やみ申し上げげます。