回向文

回向とは自分の行なった良い行ない(善根)の功徳を他の人々にめぐらし、分かち与えることをいいます。仏事では読経の終りに回向文を読みますが、これによって経典の功徳を故人に振り向け、その力よって故人を弔う(追善供養)働きをします。
 また単に故人だけでなく、すべての生き物に及ぼすという回向(普回向)もあります。はじめのものは善導の「勧衆偈」末尾の回向文、次は「法華経」の「比喩品」に出てくる回向文です。

経典

 

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