業界代表よりの弔辞 文例 --- 社長家の弔辞(業界代表)

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形式と格式をふまえたうえで、故人の功績、業績を称賛し、故人から受けた恩恵や尊敬すべき点、損失の大きさなどを述べます。

(文例)

  ○○株式会社代表取締役、故○○○○殿の御葬儀が執り行われるにあたり、
御霊前にお別れの言葉を申し上げます。
  貴殿は昭和○○年に○○会社に入社され、営業部長、常務取締役を経て、
  昭和○○年には代表取締役社長に就任されたのでありますが、この間○○年にわたり終始一貫社業の発展に尽瘁せられ、幾多の難局を克く打開して○○会社今日の隆運に大きく寄与せられました。
  顧みますと第二次世界対戦の混乱から現在まで我が国は幾多の困難な中を立ち止まってまいりましたが、こうした中で貴殿は温厚堅実な人柄と優れた創造性により、
  業界の指導者として卓越した手腕を発揮され、殊に黎明期の日本の○○界に貢献された業績の偉大なことは、今更私の贅言を要しないところであります。
  最近の我が国経済は内外ともに幾多の問題をかかえており、○○界の果たすべき役割もますます大きなものとなっております。このような時にあたり、貴殿のような立派な指導者を失ったことは、ひとり御社のみならず、業界並びに広く社会経済界にとっても誠に大きな損失であると言わざるを得ません。
  しかしながら、御社は貴殿の育てられた幾多の人材を擁しており、貴殿の築かれた礎のうえに今後ますます発展を続けられるであろうことを確信いたしております。
  ここに謹んで哀悼の意を表し、心からご冥福をお祈りいたします。

  平成○○年○○月○○日

○○業協同組合理事 ○○○○

(資料「弔辞」日本メモリアル協会編)

 

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